スペイン長期滞在の選択肢:ワーキングホリデービザとは
日本政府とスペイン政府との間の協定で、1年間、働きながら住むことを認められるビザです。 日本政府は世界各国とワーキングホリデー協定を結んでいますが、スペインはそのうちの1カ国です。
スペインワーキングホリデー、ビザの条件
ワーキングホリデービザは誰でも利用できるわけではありません。 主に下記の条件があります。
- スペインへの入国日より1年以上有効なパスポートを保有していること。
- ビザ申請時の年齢が、18歳以上30歳以下であること。
- スペイン入国後、最初の数ヶ月間の滞在費用をまかなえる費用を持っていること(2000ユーロ以上)。
- 被扶養者を同伴しないこと。
- 申請時点で日本に3ヶ月以上居住していること。
- 帰路航空券予約(オープン航空券でも可能)。往路の予約のみ提出する場合は、復路の航空券代を残高証明書の金額にプラスすること。
- スペイン大使館指定の健康診断書を提出できること。
最長滞在期間は1年間です。 ワーキングホリデービザは、1カ国一生に一度限りです。ですので、スペインワーホリを2回楽しむということは、残念ながらできません。 また、一部のワーホリを利用できる国とは異なり、延長はできません。
スペインワーホリビザには、発給数の上限がある
ワーキングホリデービザ協定は、現在、日本と以下の国の間で締結されています。 一部の国とはビザ発給数が無制限であるのに対し、スペインのワーキングホリデービザは、500人にしか発給されません。
以下にワーキングホリデービザ締結国別の、ビザ発給数をまとめました。(外務省ホームページより)
| 国・地域名 | 年間発給枠 |
---|
1 | オーストラリア | 制限なし |
2 | ニュージーランド | 制限なし |
3 | カナダ | 6,500 |
4 | 韓国 | 10,000 |
5 | フランス | 1,500 |
6 | ドイツ | 制限なし |
7 | 英国 | 1,000 |
8 | アイルランド | 800 |
9 | デンマーク | 制限なし |
10 | 台湾 | 10,000 |
11 | 香港 | 1,500 |
12 | ノルウェー | 制限なし |
13 | ポルトガル | 制限なし |
14 | ポーランド | 500 |
15 | スロバキア | 400 |
16 | オーストリア | 200 |
17 | ハンガリー | 200 |
18 | スペイン | 500 |
19 | アルゼンチン | 200 |
20 | チリ | 200 |
21 | アイスランド | 30 |
22 | チェコ | 400 |
23 | リトアニア | 100 |
24 | スウェーデン | 制限なし |
25 | エストニア | 制限なし |
26 | オランダ | 200 |
他の国と比べると一見狭き門のように感じますが、申請数もそれほど多くないため、チャンスとも言えます。
スペインワーホリまとめ
以上のようにスペインをワーキングホリデービザで楽しむにはいくつかの条件がありますが、他のビザと比べて取得がそれほど難しくなく、全て自分で申請できるものです。 是非あなたも、ワーキングホリデーで、スペインを楽しみませんか?